八戸ポータルミュージアム「はっち」(八戸市三日町)で1月21日、八戸市内69の小中学校の紹介展示を行う「第3回 教育の広場 はちのへ」が開かれた。
同イベントは、「小中学校の『今』を紹介すること」を目的に始まり今回で3回目。数年前にある学校の展示を行ったところ「1校だけではなく、全校の紹介展示をしてほしい」という要望があったことがきっかけで始まった。
同イベントのステージ部門では、合唱、ジャズ演奏、バトン、交流活動、弁論、活動発表などを披露。展示部門では、学校自慢、教科書や給食などをパネル展示したほか、図書室で除籍になった本の無料提供「ブックリサイクルフェア」なども行われた。
イベントを担当した八戸市市教育委員会教育指導課の木村一夫(かずと)さんは「毎回少しずつ内容を加え、今、小学校、中学校ではどのようなことが行われているのかを来場者に少しでも分かってもらえるようにしている。子どもたちの学校生活の内容や、自分の母校がどう変わったかなど、見どころはいろいろあると思う。ステージでの発表も楽しんでもらったのではないか」と話す。
会場を訪れていた50代女性は「何十年も前だから当たり前だが、私たちの時代とはずいぶん違う。展示物を見ても、みんなしっかりできていて感心する」、40代男性は「ステージ発表を見たが、堂々として大したもの。自由研究も自分たちのころとまるで違う。自分が卒業した学校の展示物を見るのも面白い」とそれぞれ話した。