八戸市美術館(八戸市番町)で1月27日、八戸市内の特別支援学級や特別支援学校で学ぶ児童・生徒たちの作品を発表する「ふれあい作品展」が始まった。
同展は毎年開催し、今回で45回目。児童・生徒の作品発表の場であるとともに作品を広く市民に鑑賞してもらい、特別支援教育に対する理解を深める機会となることを期待する。昨年は八戸ショッピングセンター「ラピア」(江陽)で開催したが、今年は中心街の美術館での開催となる。
作品展では児童・生徒たちが作った作品(習字、絵画、木工用品、ビーズ細工、紙粘土で作ったもの、陶芸品などの工作)など、626人による約1050点の作品が並ぶ。作品には児童・生徒が日々の学習の中で少しずつ積み上げてきた努力を見ることができる。
27日のテープカット式には、小・中の支援学級・学校の児童・生徒が参加し、自分や他の児童・生徒が作った作品を見て回っていた。
柏崎小学校の亀橋明子教諭は「子どもたちが思いを込めて創作した作品。一つ一つをじっくり見ていただければ。来年も開催を予定しているので、ぜひ見に来てほしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は9時~16時30分(29日は15時まで)。入場無料。今月29日まで。