八戸市公会堂文化ホール(八戸市内丸1)で4月8日、八戸のコミュニティーラジオ局「BeFM」(八日町)のパーソナリティーなどを務める大地球さんの「大地球 芸能祭り 落語を始めて50年」が開かれる。
大地さんはラジオのパーソナリティーとして活躍する一方で落語家の顔も持ち、アマチュア落語コンテストで優勝するほどの腕前。毒舌パーソナリティー、毒舌落語家という芸風とこわもての顔ながらファンや関係者からは「球さん」と呼ばれ親しまれている。
大地さんが落語を始めたのは13歳の時。当時は演芸ブームで、もともと落語が好きな事もあり、ブームの波に乗って友達を誘い落語を始めた。右も左も分からない中での挑戦だったが、教室でクラスのみんなの前で披露したところ、大ウケしたのがきっかけで落語の魅力に引き込まれた。
イベント当日は、「BeFM」パーソナリティーの八奈見條史さんと大地さんによるコンビ「シロクマボーダーライン」のコント、マジシャンのケン・シラハタさんのマジック、南部民謡手踊りの第一人者の西塚繭子さんの手踊り、櫻川流江戸芸かっぽれ、落語はアマチュア落語家の前座君、三遊亭大楽さん、大地球さんらが、それぞれの芸を披露する。
大地さんは「身の程知らずの企画を立ててしまい四苦八苦している。マジックや手踊りを一度に見ることができることはあまりないと思う。快く引き受けてくれた出演者の皆さんとともに充実したステージにしたい」と来場を呼び掛ける。
18時30分開演。入場料は2,000円。前売りチケットは八戸市公会堂、南郷文化ホール(南郷市野沢)、はっち(三日町)、三春屋(十三日町)、BeFMなどで取り扱う。