八戸の来迎寺(八戸市朔日町)で4月6日、交通事故防止を願う「三八五(みやご)グループ 交通安全祈願祭」が行われた。
同祈願祭は今回で54回目。八戸地域で交通安全に積極的に取り組んだ吉田三郎兵衛さんに、三八五グループ先代社長の泉山信一さんも賛同して、同グループが継続的に祈願祭を行っている。
同グループは八戸に本社を置き、トラック・倉庫・自動車学校などのロジスティクス部門やホテル・観光部門、建設部門などグループ全体で40社、車両約2500台を持ち自動車・道路交通とはなじみが深い。
祈願祭では僧侶が読経を上げた後、来賓を含めた参列者で焼香し、交通安全顕彰碑に献花を行い、本年度の交通安全を誓った。祈願祭には同グループ40社の社員や来賓など150人が集まった。
三八五流通(長苗代)本社安全品質部の野辺地等さんは「今日から始まった春の全国交通安全運動に先駆けて行った。八戸市民の方々、全国の方々が交通事故の犠牲にならないよう祈った。公共の道路を使って商売させてもらっているので、事故は起こしてはいけないという意識を持っている」と話す。