八戸を舞台に「異国」情緒あふれる動画 香港、アメリカ、フランス編の3本配信

八戸の横丁で撮影した「香港編」

八戸の横丁で撮影した「香港編」

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 八戸市市政施行88周年に合わせて八戸ポータルミュージアム「はっち」(八戸市三日町)で5月1日、「88(やや)異国プロジェクト」と銘打った動画配信企画が始まった。

八戸の海岸で撮影した「フランス編」

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 同プロジェクトは動画配信をきっかけにより多くの人に八戸に興味を持ってもらおうと同館が企画。市政施行88周年記念日の同1日に動画サイト・ユーチューブにショートムービー3本を公開した。

 公開したのは、八戸の横丁を舞台にした「香港編」、種差海岸を舞台に恋愛を描いた「フランス編」、八戸の工場地帯を舞台にハリウッドアクション映画を思い起こさせる「アメリカ編」。いずれも八戸市内を舞台に撮影しているが異国情緒を感じる作品となっている。作品内で使われる言語はそれぞれ中国語、英語、フランス語となっている。

 作品は八戸特派大使でクリエーティブプランナーの関橋英作さん、「味の加久の屋」のイチゴ煮CMを監督した今村直樹さん、八戸にゆかりがあり実績がある2人と2人が指導する東北芸術工科大学の学生やプロのクリエーターがチームで制作した。

 昨年5月に同大学の学生チームが八戸市を訪れたときに、「八戸は東北の他の都市と異なる印象、どこか外国のような雰囲気がある」という印象を持ったことをきっかけに、市政88周年に合わせて「88(やや)異国」と称してプロジェクトが始動した。

 今回公開された作品は予告編で長さは1分ほど。今後は5分ほどの本編を制作する予定。同館の柳沢拓哉さんは「多くの市外の人にムービーを見てもらい『八戸は何か面白い、他とは違う』と口コミで動画が広がってくれれば」と期待を寄せる。

 動画はユーチューブで「88異国」で検索し視聴できるほか、同館1階のインフォメーションセンターに設置しているタブレットでも無料で視聴できる。

 開館時間は9時~21時。入館無料。第2火曜(祝日の場合その翌日)、12月31日、1月1日休館。

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