八戸市庁舎(八戸市内丸1)本館で5月11日、「八戸市スポーツ大使委嘱状交付式」が行われ、3スポーツチームが大使となった。
同大使は「スポーツを通じて八戸市の魅力をPRしイメージアップや市民の郷土への愛着や誇りを醸成すること」を目的に今年度から八戸市が創設した。
大使となったのはアイスホッケー・アジアリーグの「東北フリーブレイズ」、サッカー・JFLの「ヴァンラーレ八戸」、バスケットボール・Bリーグの「青森ワッツ」の3チーム。大使は講演や技術指導などを通じて八戸をPRしていく。
交付式では小林眞八戸市長から委嘱状とスポーツ大使の名刺、記念のTシャツが贈られた。小林市長は「3チームには、これまでも市でスポーツ振興協議会を作って積極的に応援をしてきた。チームも八戸市に溶け込んで、イベントや子どもたちへのスポーツ教室などの活動をしている。スポーツを通じて八戸が盛り上がり、子どもたちが夢を持つこと、八戸の名前が全国や世界に広まることを願っている」と期待を寄せる。
東北フリーブレイズの田中豪キャプテンは「大使の任命は大変光栄なことだと思っている。八戸市にいつも温かく支えていただいていることに対して期待に応えられように頑張っていきたい。この地域に多くのスポーツチームがあることはいいことだと思う、お互い刺激をし合って皆が強くなり八戸市を盛り上げていいきたい」と話す。
八戸市は本年度に市制施行88周年記念事業で各チーム1試合ずつ市がスポンサーを務める。第1弾は「ヴァンラーレ八戸」が7月30日にダイハツスタジアム(市川町)で行うHondaFC(浜松市)戦。