八戸市庁舎本館(八戸市内丸)市民広場で5月29日、「平成29年度三八地区高校応援団エール交換会」が開かれ、参加した7校の応援団が伝統のパフォーマンスでエールを交換し士気を高めた。
同エール交換会は応援団同士の交流や技術向上を目的に約30年前から高総体(青森県高等学校総合体育大会)前に開催される伝統的な行事。今年は八戸高校、八戸北高校、八戸工業高校、八戸工大一高、八戸工大二高、千葉学園高校、聖ウルスラ学院高校の7校が参加。
当日は、小雨が降るあいにくの天候にもかかわらず、各校は伝統的で勇壮な応援やチアダンスによる華やかなダンスなど練習の成果を披露した。後半はエールの交換を行い、高総体での健闘を誓い合った、
八戸高校初の女子応援団長として参加した第92代団長の大和史織さんは「他校のエールをたくさん見ることができて非常に有意義だった。自分たちはいつも通り大きな声で選手に頑張ってほしいという気持ちを届けることができた。団長として伝統を絶やさないことを前提に、後輩に教え込んでいくことを皆で意見を出し合ってこれからの応援団を作っていきたい」と話す。「私自身も空手の競技に出場するので応援されるうれしさを身をもって知っている。選手が頑張れるような応援を心がけたい」とも。
今年の高総体は6月2日、青森市で総合開会式が行われる。八戸市内では体操、バレー、サッカー、ソフトボール、相撲、レスリング、自転車競技などの競技が行われる。