八戸消防署(八戸市田向)訓練場で6月3日、救助技術の習熟度を確認する「第33回 八戸消防救助技術大会」が開かれた。
同大会は全国消防協会が主催する「全国消防救助技術大会」への地区予選会の位置付けで、1985(昭和60)年から八戸地域広域市町村圏事務組合消防本部が行っている。
大会種目は「ロープブリッジ渡過」「ロープブリッジ救出」「ほふく救出」「はしご登はん」「ロープ応用登はん」「引き揚げ救助」「障害突破」の7種目。延べ40チーム137人が県大会出場延べ22枠を競った。
会場には普段はあまり見ることがない救助技術を見ようと隊員らの家族をはじめ多くの市民が集まり、出場した隊員らに盛んに声援や歓声を送っていた。
八戸消防本部総務課の大野さんは「管内に消防署は18署・所あり、各救助隊員は気力・技術・体力の強化のため日々訓練をつんでいる。地域住民の方の安全確保のため救助隊員、消防隊員、救急隊員たちは日々努力している。住民の皆さんも火災予防や事故などに気をつけていただきたい」と引き締める。
青森県大会は7月3日(一部種目は6月22日)に青森県消防学校(青森市新城)で行われる。