八戸市中心街のフラワーエイトビル(八戸市十三日町)3階の「八戸ニューポート」で6月9日、「八戸ふるさと検定」取得のためのオープンキャンパスが開かれた。
同検定は2009年、自分たちの住む街の魅力を再認識することにより郷土愛を醸成し市民一人一人が観光客にも魅力を発信できることを目的にスタート。毎年、初級・中級・上級の試験が各1回行われている。
今回開かれた講座は、テキストブックから想定問題を作成し検定合格を目指す内容で、八戸学院大学(美保野)が主催し、昨年から行われている。講座には一般市民や地元スポーツチームの選手も参加する。講座では八戸学院大学短期大学部ライフデザイン学科の茂木典子学科長から初級問題の傾向が、学生からも合格のためのポイントが紹介された。
講座に参加した、サッカーチーム「ヴァンラーレ八戸」の佐々木航選手は「講師の方の話しやテキストを見れば見るほど『なるほど』と思い、知らない事が多いことに気が付いた。オフの日に是川遺跡を見に行ったり海沿いをドライブしたりしたいと思った」、アイスホッケーチーム「東北フリーブレイズ」の岩槻翔悟選手は「八戸に来て4年目だが、まだまだ知らない事が多く、今まで何をしていたのだろうと思った。これをきっかけに八戸についてもっと勉強し、将来は検定にもチャレンジしたい」と、それぞれ話す。
今年の同検定初級試験は7月2日、八戸市スポーツ研修センター(売市)で行われる。申し込み締め切りは6月28日。問い合わせは八戸観光コンベンション協会(内丸1、TEL 0178-41-1661)まで。