八戸の水産業界有志で構成する団体「八戸ハマリレーションプロジェクト(HHRP)」は6月29日、今夏のイベント「八戸ブイヤベース夏フェス2017」の概要を発表した。
八戸の水産関係若手有志が「世界で一番地魚を愛する街 八戸の実現」を目指して立ち上げ「八戸ブイヤベースフェスタ」を2012年から開いている同プロジェクト。2月~3月の期間に市内や近郊のホテル・レストランで、八戸港で水揚げされた新鮮な魚介類で作られたスープ料理を提供している。冬のイベントと並行して毎年7月、八戸ポータルミュージアム「はっち」(三日町)でシェフ合作によるブイヤベースを提供してきた。
今年は夏のイベントを大幅にリニューアルし、7月9日に種差海岸天然芝生地(八戸市鮫町)で開催される「種差海岸観光まつり」に合わせて、種差漁港で5店による合作のブイヤベースを、7月15日・16日には「はっち」1階を会場に市内のホテル・レストラン14店が、それぞれのブイヤベースを提供。各店のシェフ自慢のブイヤベースを食べ比べることができる。
同プロジェクト局長の古川篤さんは「毎年開催してきた夏のイベントで今年は新しいチャレンジをしたい。夏のイベントや冬のブイヤベースフェスタで八戸の魚の魅力を知ってもらうきっかけになれば。種差のイベントは漁港での開催なので魚に近い『ハマ』の皆さんにもぜひ参加してほしい」と来場を呼び掛ける。
9日は10時~14時(限定150食)。15日=15時~19時、16日=12時~18時(2日間合計限定1,000食。スープが無くなり次第終了)。両イベントともブイヤベースは1杯800円。