八戸パークホテル(八戸市吹上1)で7月1日、サッカーJFL「ヴァンラーレ八戸」の「セカンドステージ決起集会」が開かれた。
同決起集会で、同チームの柱谷哲二監督や選手たちは集まった約120人の関係者やスポンサー企業を前に「セカンドステージの優勝」と「J3参入」を目指すことを力強く誓った。
ヴァンラーレ八戸は3月6日~6月25日の今期ファーストステージを7勝3分5敗の勝ち点24、5位の成績で終えた。同チームがJ3に参入するための条件は、成績面では7月8日から始まるセカンドステージで優勝して年間2位以内を確定させるか、両ステージを合わせた年間総合成績で4位以内に入ること。観客動員面では年間平均2000人を達成することが必要で、同チームのファーストステージ7試合終了時点での1試合平均は1792人。年平均2000人を達成するためには、セカンドステージのホーム8試合で合計1万7455人、1試合平均2181人が必要となる。
決起集会で柱谷哲二監督は「本当はこの場でファーストステージの優勝を報告したかった。選手たちは優勝するためには何が足りないかはっきりと分かったと思う。しっかりと受け止めてセカンドステージ優勝のためにやっていく」、須藤貴郁キャプテンは「セカンドステージに向けて着々と準備を進めている。セカンドステージは泥臭く粘り強くひたむきに自分たちらしく戦い抜く。八戸市にJリーグクラブを誕生させるために頑張りたい」とそれぞれ力強く宣言した。
同チームセカンドステージ開幕戦は、8日に柏の葉球技場(千葉県柏市)でブリオベッカ浦安と対戦。12日にはパロマ瑞穂スタジアム(愛知県名古屋市)で天皇杯第97回全日本選手権の3回戦、J2名古屋グランパスと対戦。次のホームゲームは16日のセカンドステージ第2節、ダイハツスタジアム(八戸市市川町)でFC大阪と対戦する。