八戸を第二の故郷と慕うジャズピアニストで作曲家のデビッド・マシューズさんが、7月に八戸に「帰省」し、音楽仲間とともに東北ツアーを行っている。
マシューズさんは1984年にデビューした米国のジャズバンド「マンハッタン・ジャズ・クインテット」のリーダーとして活躍。ジェームス・ブラウンさん、ポール・マッカートニーさん、ジョージ・ベンソンさんなど世界の名だたるミュージシャンの作編曲を担当するなど、世界的作編曲家・ジャズピアニストとして知られる。
大の親日家としても知られ、現在は日本在住。八戸にもこれまでに2度住んだ経験があり、市内に音楽仲間も多い。
今夏は、八戸の「カッコーの森エコーランド」(八戸市南郷中野高村)で行われる「南郷サマージャズフェスティバル2017」にゲスト出演が決定。出演を機に「一時帰省」を決め、合わせて八戸の音楽仲間とともに、青森・岩手・宮城・福島など13会場を巡るツアーを企画。7月13日の青森県三沢市での公演を皮切りに、同30日までツアーを行い各地を巡る。
ツアー2日目となった14日には、八戸市内のライブハウス「パワーステーションA7」(六日町)で、同ライブハウスで定期開催している「ジャズセッションナイト」にサプライズ出演。音楽仲間との再会を祝いながらフリーセッションを行った。
今後、八戸市内では、各ライブハウスでの公演に加え、「南郷サマージャズフェスティバル2017」には28日の前夜祭、29日の本祭の両日、市民バンドのステージにゲスト出演予定。30日にはデーリー東北ホール(城下)で、自身の公演「真夏のジャズ at デーリー東北ホール」に「デビッド・マシューズ with 八戸JAZZ楽団」にリーダーとして出演する。
マシューズさんは「以前、八戸に住んでいたので八戸にはたくさん友達がいる。今は八戸に帰ってきていて、A7でのライブは友達と演奏できてとても楽しかった。次の会場ではぜひ皆さんにお会いしたい」と音楽仲間との再会を喜ぶとともに来場を呼び掛けた。