八戸ポータルミュージアム「はっち」(八戸市三日町)で7月18日、同館の延来館者が600万人を突破し、記念セレモニーが行われた。
同館は八戸市中心街に新たな交流と創造の拠点として2011年2月11に開館。鉄筋コンクリート5階建ての建物に、飲食テナント、シアターやギャラリー、ものづくり振興ブースなどがあり、地域資源を生かして新しい価値を生み出すことを目指す。2016年には5年間の取り組みが評価され「平成28年度地域創造大賞(総務大臣賞)」も受賞した。
同館の延べ来館者は昨年6月28日に500万人の大台を突破。およそ1年余りで今回の延べ来館者600万人突破となった。
600万人目の来館者となったのは市内在住(諏訪)の下野奏翔(しもの・かなと)ちゃん(3歳)。奏翔ちゃんは「お母さんと『こどもはっち』に遊びに来た」と話し、セレモニーのため訪れていた八戸市のマスコットキャラクター「いかずきんズ」の「しまちゃん」と「こかぶくん」のお出迎えを受けご機嫌な様子だった。
同館の安原清友館長は「市民の皆さま、中心街の関係者の皆さま、さまざまな関係団体の皆さまのおかげで延べ来館者600万人を達成することができた。これからも中心街の活性化を目指して市民の方々や中心街の方々と連携しながらスタッフ一同頑張っていく。今回『こどもはっち』をいつも利用している方から600万人目が出て、私たちとしてもそれをとてもうれしく思う」と話す。
セレモニーではくす玉割りや、記念の来館証明書や記念品の授与、記念撮影などが行われ、祝福ムードに包まれた。