八戸で東北復興願い音楽と朗読と郷土芸能のコンサート 独特の世界観で魅了

「響け!この叫び 白崎映美&東北6県ろ~るショー」の様子

「響け!この叫び 白崎映美&東北6県ろ~るショー」の様子

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 八戸のデーリー東北ホール(八戸市城下1)で7月24日、東北復興を願って企画された音楽と朗読と郷土芸能のコンサート「響け!この叫び」が開かれた。

「響け!この叫び」で行われた朗読の様子

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 同コンサートには「上々颱風」のボーカリストとして活動してきた白崎映美さんらが出演。白崎さんは東日本大震災をきっかけに八戸市出身の作家、木村友祐さんの小説「イサの氾濫」と出合い東北人としての血がたぎり、2013年に「白崎映美&とうほぐまづりオールスターズ」を結成。2014年秋にファーストアルバム「まづろわぬ民」を発表。2015年夏の大規模公演を機に「白崎映美&東北6県ろ~るショー!!」に改名。2017年、「みんなさいい事どんと来い~!山形・岩手・青森~東北縦断ツアー」として八戸公演の運びとなった。

 同コンサートでは開演前に木村さんの「空飛ぶ鉄犬」のビデオ上映も行われた。他にも市内の演劇集団「ごめ企画」の柾谷伸夫さん、木村勝一さん、平葭健悦さんが朗読を披露。八戸の和太鼓奏者「KANTA」さんによる和太鼓の独奏や浜市川神楽保存会による権現舞も披露。会場が十分に温まったころ、「白崎映美&東北6県ろ~るショー」がスタート。会場中が歌って踊っての2時間を超える「ノンストップライブ」となった。

 出演した「ごめ企画」の柾谷さんは「とてもたくさんのお客さんが入って焦った。立ち見も出て疲れたお客さんもいたと思うが、中身は大変良かった」、舞台装置を担当した「オブジェ工場 SLOW BASE」の木村さんは「この会場にこんなに人が入ったのは初めてでは。立ち見のお客さんには申し訳なかったが最高のパフォーマンスと思った」と、それぞれ満足げな様子で話す。

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