八戸市のポータルミュージアムはっち(八戸市三日町)で9月27日、光星学院高等学校(湊高台)硬式野球部の「夏の甲子園準優勝報告会および市民栄誉賞授与式」が行われた。
光星学院野球部の「夏の甲子園準優勝報告会および市民栄誉賞授与式」には大勢の市民が訪れた
同部は、昨年夏の選手権大会、今年春の選抜大会、今年の夏の選手権大会と3期連続で決勝戦に進出し準優勝に輝いた。その偉業をたたえて今回の市民栄誉賞の授与となった。同部の市民栄誉賞は、青森県勢初の決勝進出となった今春の選抜大会の活躍に続き2度目の受賞となる。
式典が始まる17時30分を前に、甲子園で活躍した選手を一目見ようと市民が続々と集まった。最前列の女子高生は「14時30分ごろからここにいる」と話していた。
式典では小林眞市長が「入場時の「栄冠は君に輝く」を聴いて、市民一丸となって応援したあの興奮がよみがえってきた。八戸の誇りに思います」とあいさつ。
続いて、仲井宗基監督の戦績報告の後、ベンチ入りした部員18人が監督から紹介され一人一人があいさつした。
主将の田村龍弘捕手は「今後はプロとして野球を続けたい」、エースの金沢湧紀投手は「社会人野球で頑張りたい」、甲子園で4ホーマーと活躍した4番の北條史也選手は「応援ありがとうございました。感謝しています」と、それぞれ今後の抱負などを話した。
式典終了後も、駐車場まで選手を追いかけるファンの姿も見られ、選手たちが乗り込むバスの発車直前まで、選手たちは記念撮影やサイン攻めに遭っていた。