八戸で「欅並木の手仕事展」 クラフト作家集結、カフェなど約40組出店

2回目の開催となる「欅並木の手仕事展」

2回目の開催となる「欅並木の手仕事展」

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 八戸市のデーリー東北ホール(八戸市城下1)と「同秋空ひろば」と八戸彩画堂(同)で9月30日~10月2日、クラフト作家の手仕事に触れられるクラフト市「欅(けやき)並木の手仕事展」が開かれる。

昨年の様子

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 同クラフト市はJR本八戸駅北口側の城下地区を盛り上げようと、同地区に社屋や店舗を構えるデーリー東北新聞社と彩画堂が企画。同駅北口側には欅並木が並び、その欅並木をシンボルに同地区を盛り上げようとしたことや、「欅」の文字の中に「手」が入っていること、欅並木の中でクラフト作家が集うことを一言で表せることから「欅並木の手仕事展」と命名した。

 昨年に続き2回目の開催となる今回は、陶器、南部裂織、スクラップブッキング、籐(とう)手芸、編み物などのクラフト作家が28組、インド料理、スイーツ、コーヒー、カレーパンなどの飲食店が9組参加する。クラフト作家によるワークショップも企画する。

 今年出店する羊毛フェルトの「ポエジア」では梵(ぼん)字を使ったお守りの実演販売を行う。来店者の話を聞き、その人に合った梵字を使ってその場で作成する。ウニの殻を使ったクラフト作品を手掛ける「さゆら」では、独自の製法で作られた色彩豊かなウニランタンを販売。丸いドーム型のランタンが女性を中心に人気で、今回のイベントに向けて制作に励んでいる。

 彩画堂の松田和幸社長は「欅並木が並ぶ空間でさまざまなタイプの作家の作品を存分に味わってほしい。作家が人生を懸けて作った作品を手に取り購入していただくことは作家にとって何よりの励みになる。このイベントを継続し地区のみならず八戸全体の秋のお祭りとして定着し大木になっていけるよう盛り上げていきたい」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は10時~16時。入場無料。

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