八戸第一魚市場(八戸市鮫町)で10月17日、「八戸前沖さばブランド認定出発式」が行われ、今年の「八戸前沖さば」の認定期間と認定重量を発表した。
「八戸前沖さば」は三陸沖以北の日本近海で漁獲し八戸港に水揚げされたサバのことで、ブランドのクオリティーを維持するために「八戸前沖さば推進協議会」(事務局:八戸商工会議所地域振興課)が認定期間や認定重量を定めている。今年の認定開始日は10月5日以降の水揚げ分で、銀サバ認定重量は550グラム以上と決定した。
同会議所地域振興課の小野剛正(たかまさ)さんは「8月ごろから水揚げされたサバを調べていたが、脂の乗りにばらつきがありブランド認定の時期が遅れた。昨年は不漁だったが、ここに来て型も良くなっているので今年は期待できる」と話す。
11月1日~30日には、「第2回 八戸前沖さばまつり」として「工場見学&サバさばき体験」「八戸市魚市場特別見学会」「秋のサバフェス」「八戸前沖サバアイデア料理コンテスト」などの各種のイベントも行われる。