八戸市、道路の異状情報メールで受け付け 早期発見に期待

道路異状(穴ぼこ)の例

道路異状(穴ぼこ)の例

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 八戸市は10月から、道路の損傷などの異状情報を市民からメールで受け付ける「道路異状通報メール」を運用している。

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 市内の道路施設の穴や段差などよるタイヤのパンクや歩行者の転倒などの事故を防止するため、道路の異状を発見した市民から市のホームページを通じて情報を提供してもらうもの。事故を未然に防ぎ、早期の舗装や修繕に役立てる効果を期待する。

 市では以前から定期的に道路パトロールを行い、市民から電話などでも道路に関する情報提供を受け付けていたが、「道路の異状に特化した連絡手段を作ってほしい」という市民からの要望も多かった。

 市民が道路の異状を発見した場合、市のウェブサイト内に設置されたメールフォームに場所や目標となる建物などの位置情報、穴の大きさや深さなどを記入して送信する。現況写真などのファイルも添付できる。

 情報が寄せられた異状は担当部署が確認し、小さい穴や側溝のふたの交換程度であれば数日程度で対応。工事を必要とする大きい破損は応急処置をし、順次工事を進める。大きい工事には時間がかかる場合もあるという。

 八戸市建設部道路維持課の担当者は「道路は生活を支える地域全体の共有財産。道路は丈夫なものと思われがちだが、時間の経過とともに壊れていく。安全な道路を保つためにはメンテナンスは欠かせない。適切なメンテナンスをするためには市民の皆さんからの情報提供が重要。ぜひ情報を寄せていただきたい」と話す。

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