八戸ポータルミュージアム「はっち」(八戸市三日町)で10月21日・22日、青森県産材をPRするイベント「森のめぐみ展 vol.7 in はっち」が開かれた。
同イベントは林業への理解と普及を進めるため、青森県産材の良さや林業に関わる事を知ってもらうために、「三八上北流域林業活性化センター」(事務局=三八地方森林組合)が毎年、「はっち」全館を会場として開いている。
会場では、林業に関するPRパネルの展示や関連する企業が出展。国内に3点のみしかいないという「ピンク色の林業服」も含む林業ウエアのファッションショーも、市内モデルクラブにより開かれた。
体験コーナーも設け、プールに水を張って行う「カヌー体験」、親子木工教室、アルプスと森と湖の国スイス料理教室、まき割り&丸太切り体験、チェーンソーアート体験などを来場者は楽しんだ。
イベントを担当した「三八地域県産材で家を建てる会」の田中裕会長は「あいにくの雨にもかかわらず、たくさんのお客さんに来ていただいた。おいしい食べ物やイベントを数多く用意したので来場者の方には、楽しく遊んで食べていただけたかと思う。『日本の素晴らしい森の恵』を皆さんに知っていただくため、より楽しいイベントを目ざし、パワーアップしてまた来年も開催する」と話す。
出店した「からあげとコーヒーのラリア」店主のラリアさんは「雨模様だが、多くのお客さんがいろいろなイベントに参加し楽しそう。私の店もにぎわっている」、30代の母親と小学生の親子連れは「いろいろな種類の食べ物や子どもも楽しめるブースがあってうれしい。カヌーに乗ったり、木でフクロウを作ったりして楽しかった」と、それぞれ話していた。