八戸市を主会場に「第38回 青森県高校総合文化祭」(略称:高総文)が10月27日に開幕した。
高総文は、高校生が学校や地域の垣根を越え文化交流を深める年に1度の県内最大級の芸術・文化の祭典。今年の高総文は「千人万花 ~個性の花を咲かせよう!~」をテーマに、青森県内の高校生約5000人が日頃の文化活動の成果を発表する。
初日には八戸市中心街で記念パレードが行われ、県内各高校のバトン部や吹奏楽部が参加。八戸市中心街の十三日町から三日町までをパレードした後、三日町で合同のパフォーマンスを披露し、沿道の市民から大きな拍手を浴びた。パレードに引き続き八戸市公会堂(内丸)で総合開会式が開かれた。
パフォーマンスを披露した向陵高校バトン部部長の吉田葵美さんは「短い距離だが皆さんに楽しんでいただける演技ができた。私たちも楽しんで踊ることができた。ステージでは自分たちが練習してきたことをしっかり発揮できるよう頑張りたい。皆の努力した成果をたくさんの方に見ていただきたい」、千葉学園高校バトン部副部長の三浦まいさんは「たくさんの方が見ていて緊張したが、たくさん笑顔を届けることができた。バトンとポンポンの楽しさが伝わるような演技をしたい。たくさんの部門があってそれぞれに魅力があるので会場に見に来てほしい」とそれぞれ話す。
期間中、八戸市公会堂で「吹奏楽」(27日、28日)、八戸市公民館(内丸)で「美術」、八戸ポータルミュージアム「はっち」(三日町)では「文芸」、八戸福祉体育館(類家4)では「書道」、八戸市水産会館(白銀町)では「写真」など全19部門を展開する。
各会場とも入場無料。今月29日まで。