八戸の三嶋神社(八戸市白銀町)境内で12月3日、廃油利用手作りキャンドルを用いたキャンドルナイト「第7回しろがねキャンドルナイト@三嶋神社」が開かれた。
同イベントは、「白銀町で面白いことをしよう!」をテーマに活動する団体「soop!(スープ)」が企画。同団体は「自分たちの育った白銀をもっと楽しくしたい」「白銀の魅力をみんなが再確認してくれたらいいね」との思いから、2010年から活動を始め、キャンドルナイトやごみ拾いなどの活動を続けている。
今回用意されたキャンドルは約1000個。白鴎小学校・白銀小学校児童が作った絵入り灯籠200個も用意した。手作りキャンドルは地域のレストラン「うみねこ亭」から提供された廃油を用い、キャンドルの型に使う紙コップはショッピングセンター「ピアドゥ」から提供、風よけのペットボトルも地域の協力で持ち寄られた。
場内では甘酒・ほうじ茶・コーヒーなども振る舞われ、恒例の手作りコーナー「LEDで光クリスマスオーナメント」は終始子どもたちでにぎわっていた。
当日は、日中雨模様でイベントの開催が危ぶまれたが夜には晴れ、2017年最大の満月の日とも重なり、月の光の中キャンドルの明かりが浮かび上がる幻想的な光景となった。
Soop!代表のDodoさんは「雨が心配だったが無事に点灯できた。これも三嶋様のおかげかと。白銀に古く伝わる四頭権現神楽を招いての神楽トークと実演、神楽の魅力も楽しんでいただけたと思う。600人もの人に来場いただきうれしく思う」と話す。