八戸ポータルミュージアム「はっち」で2月14日・15日、料理人が料理の腕前を競う「八戸料理人の腕自慢」が開かれた。
同イベントを主催する八戸市調理職業訓練協会では、八戸市内の飲食店等で調理に従事している料理人の技術・サービス向上を目的とした勉強会を年に数回行っている。その勉強会の集大成として今回の発表会を毎年この時期に行っている。
毎回テーマを決めて料理人が腕を競っているが、今年は昨年の3月に八戸圏域連携中枢都市圏が締結されたことを祝って、8つの連携市町村の産物を料理に取り入れる。
審査基準は「料理技術」「原価相当」「郷土性」「季節感」「バランス」の5項目。和食12人、洋食13人、中国料理6人がエントリーし腕を競った。
審査の結果、八戸市長賞に中嶋健二さん(グランドサンピア八戸)、八戸調理職業訓練会長賞に岩泉貴士さん(八戸プラザホテル)、はっち館長賞に鈴木俊之さん(きざん八戸)、優秀賞日本料理部門に沼沢尚幸さん(八戸グランドホテル)、同西洋料理部門に町田仁さん(八戸プラザホテル)、同中国料理部門に冨田雄介さん(同)、若手料理人賞に西塚圭祐さん(きざん八戸)がそれぞれ選ばれた。
同訓練協会会長の豊田美好さんは「あまり知られていないが、八戸は調理の技術が高い。より多くの市民の方々に、八戸の調理士の技術を見てもらいたい。来年もテーマを変えて開催予定なので、来年もお楽しみいただきたい」と話す。