八戸市の八戸ポータルミュージアム「はっち」で3月2日、アジアリーグ・アイスホッケーチーム東北フリーブレイズの「プレーオフ出陣式」が行われ、3シーズンぶりのアジア王座奪還へ向け、選手らが決意を表明した。
出陣式で若林クリス監督は「今年のフリーブレイズの粘り強いホッケーでハルラ(韓国)に勝って、フリーブレイズの歴史で初めて、全日本選手権との2冠を達成できるように戦ってきます。また八戸でプレーオフのゲームを一緒に戦いましょう!」と力強くあいさつ。
キャプテンの田中豪選手は「強敵ハルラが相手だが臆することなくフリーブレイズらしさを出して頑張ってきたいと思っています。最後まで一緒に戦ってください」と呼び掛けた。選手それぞれもプレーオフへの意気込みを書いた色紙を披露し「共闘」「信じる」「勝つ」など優勝への熱い決意を表明した。
イベントでは、横断幕にファンが応援メッセージを書き込んだほか、選手とファンの記念撮影を行うなど、アジア王座奪還へのチームとファンが思いを一つにした。
今シーズンのアジアリーグのプレーオフは昨年9月から12月までに行われたレギュラーシーズンで全8チーム中上位5チームによって行われる。3位の東北フリーブレイズは準決勝に当たるセミファイナルで、2位のアニャンハルラと対戦。最大5試合戦って先に3勝したチームがファイナルに進出することができる方式で、10日の第1戦、11日の第2戦、13日の第3戦は敵地アニャンで、3月17日17時からの第4戦と、2勝2敗にもつれた場合に行われる3月18日15時30分からの第5戦はフリーブレイズのホームである「テクノルアイスパーク八戸」(新井田西4)で行われる。
フリーブレイズは、韓国で行われる第1戦から3戦までのパブリックビューイングを「テクノルアイスパーク八戸」2階フロアで開催。試合時間は10日と11日が17時、13日は19時から。入場無料で、チームのグッズ販売やこの日選手が披露した色紙の抽選プレゼントなども行われる。