八戸市埋蔵文化財センター「是川縄文館」(八戸市是川)は4月1日、同館のマスコットキャラクター「いのるん」をデザインした「いのるん♪給食食器♪」を発売した。
同食器は八戸市内の学校給食で使用されているものと色違いの食器で、入学シーズンにあわせて発売した。
市内の小中学校では昨年度から、「いのるん食器」を使用。新しい食器に切り替える際、「八戸市らしい、かわいらしいデザインが付いていれば」と、市教育委員会と話し合って決定した。使用されている食器は全部で5種類。それぞれに「いのるん」や縄文の模様がプリントされている。今回発売となったのはその内の1種類となる茶わんで、内側にご飯の分量が分かる目盛りが付いている。
同館主事の熊野聡美(さとみ)さんは「『いのるん』給食食器は、給食センターの人たちにも評判がいい。1個980円で高いと思われるかもしれないが、給食センターではすべて機械による洗浄、また熱を加えることもあるので、丈夫に作らなければならないのでこの値段となった。外側の色が給食で使っているのと違うだけ。お土産品としても使ってほしい」と話す。
開館時間は9時~17時。1個980円。同館ミュージアムショップ「これカフェ」で販売する。