八戸市のショッピングセンター「ピアドゥ」(八戸市沼館4)で4月27日、密輸に関する情報提供を呼び掛ける「密輸撲滅街頭キャンペーン」が行われた。
同キャンペーンは、2020年東京オリンピック・パラリンピック大会開催が迫る中、拳銃・覚醒剤・大麻などの密輸を撲滅するため、広く市民からの情報の提供を求めようと八戸税関支署・八戸海上保安部・函館通関業会が共同で行ったもの。
会場では、八戸税関支署の職員や税関マスコットキャラクター「カスタム君」、海上保安庁マスコットキャラクター「うみまる君」らが、配布物を配りながら情報の提供を呼び掛けた。
八戸税関支署支署長の一戸浩之さんは「海外旅行に行く機会も多くなっているが、海外では知らず知らずのうちに薬物や金の運び屋に仕立てられることもある。十分注意してほしい。密輸に関する情報などを聞いたら、遠慮なく最寄りの税関支署、密輸110番に情報提供してほしい」と話す。
当日は情報提供のビラなどを300枚用意したが、子どもたちに人気のカスタム君とうみまる君の効果もあり約30分で全て配布し終わった。