八戸市の八戸ポータルミュージアム「はっち」で、八戸市三日町に7月21日にオープンする「八戸まちなか広場 マチニワ」の利用者説明会が開かれている。
マチニワは八戸市が整備する新しい広場で、全面ガラス張りになっているのが特徴。敷地面積は約330坪、建物面積は約240坪、2階建てで高さ15メートル。雨風をしのぐことができ、買い物客の休憩のほか、イベントを開くこともできる。
18日に行われた説明会では、「はっち」の職員が施設の特徴を説明。全天候型で、ステージ、200インチのスクリーン、コンセント、Wi-Fiなども完備し、イベントスペースとしても活用できる。事例紹介では、マチニワアドバイザーの山下裕子さんが、富山県富山市にある「グランドプラザ」での事例を紹介。著名なパフォーマーによるステージや、定期的な食の交流イベントなどが行われていることを説明した。
質疑応答では参加した市民から、音楽イベントでの使用を想定して音響設備などの具体的な質問があり関心の深さを伺わせた。
山下さんは説明会後に「今日の説明会では、皆さんがすでにマチニワを身近に感じてくれていると感じた。八戸は朝市から横丁まで24時間稼働している稀有な町。その素晴らしさがより大きく花開くきっかけを担えていけたらと」と期待を寄せた。
説明会は、6月は25日18時30分~19時30分、26日13時30分~14時30分に開かれる。7月以降も説明会を行う。定員は各会10人程度。申し込み不要。問い合わせは「はっち」(TEL 0178-22-8228)まで。