八戸市のレストラン「voila(ボワラ)」(八戸市湊高台)オーナーシェフ清水桂さんが6月4日、全国600店のフレンチレストランで開催する「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2018」の注目シェフ16人の一人に選ばれた。
同イベントは、洗練された和食文化のある日本でもフランス料理を発信しようと2011年からスタート。参加レストランのコース料理をランチ2,500円または5,000円、ディナー5,000円の定額で楽しめるのが特徴。
6月4日にフランス大使館(東京都港区)で行われたレセプションと記者発表が行われ、清水さんを含む注目フレンチ料理人「フォーカスシェフ」日本人14人、フランス人2人が選出された。清水さんは、2015年の「ビストロ・ポ・デタン」(八戸市番町)オーナーシェフの三浦祐紀さんに続き青森県で2人目の快挙となる。
清水さんは「今回は『和』の食材を使ってフランス料理らしさを出すことがテーマ。選ばれたのは驚いたが、名誉なこと。八戸の同業のシェフの方々と切磋琢磨(せっさたくま)しながら、刺激し合いながら料理に向き合った結果だと思う。気持ちとしては、八戸の食のイベント『ブイヤベースフェスタ』に参加している皆の代表という感覚。フランス料理の発信という企画なので、レストランウイークでは食べ慣れていないものをメインで出そうと考えている」と話す。
開催期間は9月22日~10月8日。