八戸市中心街に八戸市が整備を進める八戸まちなか広場「マチニワ」が7月13日、プレオープンを迎える。
マチニワは三日町の八戸ポータルミュージアム「はっち」向かいに位置するガラス張りの施設で、中心市街地のにぎわい創出や回遊性の向上を促すことを目的に整備する。天候に左右されず過ごすことができるほか、イベントも開催できる多目的空間。
建物は、高さ15メートル、敷地面積約331坪、建物面積は約239坪で、「はっち」の約半分の面積となる。
12日は関係者や報道機関を対象とした内覧会が開かれ、参加者は中心市街地活性化の可能性を感じ取っていた。13日から17日までは八戸七夕まつりの開催時間に合わせてプレオープンが行われ、一般市民も施設内に立ち入ることができる。
グランドオープンは21日。10時からオープニングセレモニーが行われ、マチニワのシンボルオブジェである「水の樹」が披露されるほか、11時からのステージイベントには法霊神楽や左比代虎舞を皮切りに、子どもたちによるバトントワリングやチアダンス、音楽ライブやプロジェクションマッピングの上映など幅広いステージイベントを予定する。
マチニワを管理する八戸ポータルミュージアム「はっち」館長の安原清友さんは「はっちと八戸ブックセンターの間にマチニワができることでにぎわいの創出や文化芸術の振興の拠点が隣接するまたとないチャンス。中心市街地活性化のにぎわいづくりを進めていくためにこれからも取り組んでいきたい」と話す。
開館時間は10時~21時(プレオープン期間中は、7月13日=16時~21時30分、14日~16日=17時~21時30分)。入場無料。