八戸市中心街で八戸まちなか広場「マチニワ」(八戸市三日町)が7月21日、グランドオープンし、ステージイベントなどのオープニングイベントが行われた。
三日町の八戸ポータルミュージアム「はっち」向かいに位置するガラス張りの施設で、中心市街地のにぎわい創出や回遊性の向上を促すことを目的に八戸市が整備する。天候に左右されず過ごすことができるほか、イベントも開催できる多目的空間。
今月12日に関係者内覧会、八戸七夕まつりの開催期間に合わせ同13日から17日のプレオープン期間を経て、グランドオープンとなった。
オープニングイベントでは八戸市内のシェフによる合作ブイヤベースが振る舞われ、回遊型パフォーマンスとして、ロービングパフォーマンス「un-pa」、ピエロ&バルーンアート「チャタ」、ジャズダンス「DANCE WAG」、チンドン屋「チンドン芸能社」が周囲を練り歩くなどオープニングに華を添えた。
ステージイベントでは柏崎小学校バトン部、青森ワッツチアスクール八戸校、向陵高校+ドリームキッズバトン部、八戸北高校吹奏楽部などの若者がパフォーマンスを披露したほか、タップダンス、ジャズダンス、フラメンコなど多彩なステージでオープンを祝った。伝統芸能「恵比寿舞」ではプロジェクションマッピングで投影された海からタイを釣り上げるパフォーマンスもあった。
マチニワを管理する「はっち」コーディネーターの中世古有紀さんは「朝から夜までの長時間、たくさんの人でにぎわいうれしく思う。暑い中、皆さま楽しんでいただけたのではないか。今日ここに産まれた『マチニワ』は、皆様の可能性が育てていくスペース。オープンスペースならではの四季の表情と街のにぎわいが、新たな創造拠点となっていければ」と期待を寄せる。
開館時間は6時~23時。入場無料。