JR八戸駅に隣接する八戸地域地場産業振興センター「ユートリー」(八戸市一番町1)1階に7月29日、「八戸三社大祭魅力発信コーナー」がリニューアルオープンした。
同コーナーは展覧山車の老朽化に伴って、2月5日に旧山車を撤去。4月から新コーナー制作に着手していた。2016年11月には八戸三社大祭の山車行事を含む「山・鉾・屋台行事」がユネスコの無形文化遺産に登録、一層のPR強化も狙う。
コーナーでは「西遊記 孫悟空奮戦の場」をテーマにハーフカットサイズの山車コーナー、「西遊記」をテーマにした5分の1サイズのミニ山車コーナー、山車製作過程の紹介などのPRコーナーを展示する。各ブースとも英語・中国語・韓国語に対応する。
30分ごとにせり上がりや回転するミニ山車も制作中で、来年3月に完成予定。
小林眞八戸市長は「八戸三社大祭を、多角的な形で知ることができる・学ぶことができる、そういう施設は今まで無かった。八戸においでになった皆さんをお連れして説明できる場所。このコーナーが多くの来街者の皆さんに親しまれ、八戸三社大祭の魅力をどんどん全国に、そして世界に発信する場所になってほしい」と期待を寄せる。
オープン時間は9時~19時。入場無料。