八戸市中心街の「八戸まちなか広場 マチニワ」で9月8日・9日、北東北の工芸作家らが出店するクラフト市「瓢げ市(ひょうげいち)」が開かれた。
同イベントは昨年6月に八戸市内の「更上閣」(本徒士町)で開かれ今回が2回目。タイトルの「瓢げ市」の「瓢げる」には「おどける」や「ひょうきんなことを言う」の意味があり、そこから「肩ひじ張らず、楽しく何でもある市場にしたい」という意味を込める。
今回は北東北を中心に41店が参加。陶器、革細工などの工芸品やドライフラワー、多肉植物などの観賞用植物、染め物衣類、食品など幅広いジャンルの店が軒を連ねた。オーガニックや環境に優しい商品を取り扱う出店も目立った。
会場では5人のDJによるDJプレーの音が響き、他のマルシェやクラフト市とは異なる「ひと味違うスタイリッシュ」な雰囲気を醸し出していた。2日間ともあいにく雨に見舞われたが、親子連れやカップルが商品を眺めたり、食べ歩きしたりするなどして思い思いの時間を過ごしていた。
主催した6かく珈琲の吉島さんは「普段、八戸にないような店、セレクトショップだったり飲食店だったり、北東北を中心にいろいろな店を招いて開いた。次回は八戸になるのか違う場所になるのか未定だが、開催したときにはぜひ遊びに来ていただければ」と話す。