八戸市が設置する八戸市地域公共交通会議が、八戸公共交通アテンダント通称「はちこ」のメンバーを募集している。
はちこは、公共交通の乗り継ぎにおける情報バリアの解消と公共交通の利用促進を図ることを目的に、2012年に活動を開始。
JR八戸駅3階自由通路でのアテンド(公共交通の乗継・観光の案内)、八戸市中心街バス停留所でのアテンド(時刻・行先・目的地までの乗り換えの案内)、路線バス車内でのアテンド(乗車マナーの呼び掛け、乗り降り・両替・回数券購入の手伝い)などの活動を行っている。4月から11月中旬までは種差海岸遊覧バス「うみねこ号」での観光アテンド、バスの乗り方教室・親子バス体験会・あいさつ強化キャンペーンなどの活動も行う。
はちこでアテンド2年目の川守田紗希さんは「バスのことは全く知らなかったが、先輩たちが優しく教えてくれた。観光地などを回っているうちに知識が増えていくのが分かって楽しい。最近は外国の方も多いが、言葉は分からなくても、簡単な単語や身振り手振りで対応している。地域の方との触れ合いも楽しく、お客さまの笑顔を見るとうれしくなる」と活動を振り返る。
事業の委託を受けるイニシオ(八戸市番町)の内田寿子さんは「現在『はちこ』には6人が在籍し、今回の募集人員は2人。現在在籍しているメンバーも最初は初心者だった。バスや公共交通機関について詳しくない方でもどんどん応募してほしい。仕事内容についてはSNSなどで積極的に情報発信しているのでそちらも参照してほしい」と話す。
応募は履歴書・職務経歴書をイニシオ(TEL 0120-303-465)まで郵送、メール、持参。書類提出期限は12月28日まで。