サッカー「ヴァンラーレ八戸」が11月29日、八戸市役所を訪れ、小林眞八戸市長にシーズン終了を報告するとともにJ3に参入する2019年シーズンの健闘を誓った。
表敬訪問したのは細越健太郎代表と来シーズンは強化部長への就任が決定している葛野昌宏監督、須藤貴郁キャプテンと菅原康平事業統括本部長の4人。ヴァンラーレ八戸はJFL5年目の2018シーズンは、16勝8分6敗の勝ち点56の成績で年間3位、ホームゲームの1試合平均観客数も2207人となり青森県初のJリーグクラブとなった。
懇談で細越代表は「市長にはチーム立ち上げの頃から応援していただき『八戸』と名の付く最初のプロスポーツチームとなることができた。さらにその先を目指して頑張りたい」、葛野監督は「市民の皆さんと一緒にJリーグに昇格で来たことに感謝している」、須藤キャプテンは「これまで大事な試合で勝てないことが多かったが今シーズン最終戦では逆転勝ちして違いを見せることができた。これに満足することなくさらに次のステージを目指したい」と、J3昇格の喜びや今季の支援への感謝、来季への決意を話し、小林市長は「J3昇格の瞬間に立ち会えてうれしく思う。これからがスタートなので次のステージでも頑張ってほしい」とエールを送っていた。
懇談を終えて細越代表は「昇格の報告ができてうれしく思う。市長や行政、市民の皆さんに感謝している。Jリーグ1年目のシーズンも大変な苦労があると思うが市民やホームタウンの皆さんと乗り越えて勝利を目指して一丸となって戦っていきたい」、須藤キャプテンは「プロになるということは小さい頃からの夢だったし、その舞台でより高いレベルのチームと戦えるためにしっかりと準備したい」と来シーズンを見据え気を引き締める。