八戸市のショッピングモール「ピアドゥ」(八戸市沼館4)のオリジナルマスコットキャラクター「くぴあ」のお披露目会が12月15日、「ピアドゥ」グルメコート「グルメナハーレ」で開かれた。
お披露目されたキャラクターは、20周年を記念して3月に開催した「ピアドゥ・マスコットキャラ選手権」で700以上の投票の中から選出。名称は来店者から募集した案の中から親しみやすいとして「くぴあ」が選ばれた。
「くぴあ」は世界中を旅してきたクジラの男の子。八戸の海が好きになり、現在はピアドゥ付近の海に住んでいるという。誕生日は、同施設が1998年3月12日にオープンしたことに合わせ、3月12日。普段は穏やかな性格だが、正義感が強く八戸産のイカの形をしたやりを手にしており、みんなの平和を陰ながら見守っている。
12月15日、同店のグルメコート「グルメナハーレ」で開かれたクリスマスイベントで初めてくぴあが登場。来店した子どもたちと記念撮影をしたり、クイズコーナーを開いたりなどして交流を深めた。イベントでは、階上町在住の古屋敷裕大(ゆうた)さん、青森市在住の小山内創佑さんの歌のステージも開かれ、イベントに花を添えた。
ピアドゥを運営する八戸臨海開発の熊谷幸(こう)さんは「ピアドゥは海に近いこともあって、海にちなんだクジラとした。八戸はイカの街なので、イカのやりを持っている。今回のお披露目を機に、お子さまたちに人気になるようにしていきたい。20周年を迎え、今後も皆さまに来店していただけるようにいろいろなことに取り組み、楽しんでもらえたらうれしい」と話す。
くぴあは今後、マスコットキャラクターとして来店者と交流を深めていく。