八戸市の小学生から高校生まで13人で構成する八戸ジュニア・オーケストラが12月25日、今年最後の演奏会「CHRISTAMAS CONCERT 2018」を八戸ポータルミュージアム「はっち」(八戸市三日町)で開いた。
同楽団は1989年に結成、毎年秋に定期演奏会を開くほか、夏には定期演奏会に向け強化合宿などの活動を行っている。
コンサートでは、サンタの帽子やトナカイの角などのクリスマス風の衣装に身を包んだメンバーが「そりすべり」「見上げてごらん、夜の星を」、バロック風「雪」「春よ来い」などをおよそ1時間にわたり演奏した。会場には多くの市民が訪れ、子どもたちの演奏に聞き入っていた。
同オーケストラ事務局長の秋田友香(ゆうか)さんは「はっちでのクリスマス・コンサートは今回が初めて。来年5月にはスプリング・コンサートも予定している。管楽器・打楽器のメンバーが卒団したので、新しいメンバーも募集中」と入団を呼び掛ける。
団員の秋田音々香(ののか)さんは「この日のために練習してきた曲を楽しく演奏できて良かった。お客さんも笑顔で温かく見てくれてうれしかった。小さい子たちも入団したので、スプリング・コンサートに向けてしっかり練習していきたい」、佐々木かのんさんは「秋の定期演奏会が終わってからの練習だったが、みんなで楽しくできて良かった。館外からガラス越しに見てくれているお客さんもいた。スプリング・コンサートはもう一段階、上を目指して頑張りたい」とそれぞれ意欲を見せる。