路線バスを活用しはしご酒を楽しむツアー「ほろよいバスさんぽ 白銀はしご酒」が12月22日、八戸市白銀(しろがね)地区で行われた。
同ツアーは、白銀地区の魅力を多くの人に知ってもらうことや公共交通の活用の浸透などを狙い、白銀振興会青年部と八戸市地域公共交通会議が企画。白銀地区の案内は「ディープな地元の人しか知らないところを案内したい」との思いから同青年部有志が務めた。
ツアーは八戸市中心街八日町バス停からスタート。一般客への影響を考え、利用者が少なめの路線を狙い、白銀地区へ向かった。白銀到着後、三嶋神社(八戸市白銀)で、正式参拝、玉串奉奠(ほうてん)を行い、お神酒でツアーの無事を祈った。一行は「うみねこ亭」「あじまさ食堂」「酔い処惠ちゃん」と地元客が多い飲食店3店を巡った。「惠ちゃん」ではジャズライブが行われ、初対面の参加者が多いツアーにもかかわらず、打ち解けた雰囲気で白銀の夜を楽しんだ。
同青年部部長のささきたかおさんは「大勢の方に参加いただき、大いに盛り上がりうれしく思う。今回参加いただけなかった皆さんも、ぜひ路線バスを利用いただき、白銀地区を訪れてほしい。この時期の白銀は風が冷たいが、人情は温かい。第2回の参加もぜひ」と話す。
同ツアーの2回目は1月26日16時10分~21時20分に開催。参加費=4,900円(バス料金、各飲食店基本セットメニュー含む)。問い合わせは北海道開発技術センター東北事務所(TEL 0178-20-9150)まで。締め切りは1月24日。