カナダ・ケベック州で2月15日から開催されるアイスホッケー「第60回ケベック国際ピーウィーホッケートーナメント」に出場する日本選抜チーム「ジャパン・セレクト」に、「八戸パイレーツジュニア」の河村魁人君(八戸市立湊小6年)が参加する。
ピーウィーとは日本の小学校6年生と中学校1年生世代に当たり、同大会は同世代の世界最大かつ最も有名な大会。これまでも北米最高峰のリーグ「NHL(ナショナルホッケーリーグ)」に多くの選手を輩出している。
今大会は世界15カ国から約120チームが参加し、5つのディビジョンに分かれて試合を行う。河村君は八戸パイレーツジュニアではキャプテンを務め、チームの主軸として活躍。「自分の力や技術が世界でどこまで通用するのか試したい」と参加を決意した。
ジャパン・セレクトは4月から遠征メンバーを公募し、ビデオ選考などを経て河村くんを含む18人のメンバーを決定。昨年のベスト16以上の成績を目指す。現地にホームステイし、受け入れ先の家族と交流を深めるほか、NHLの試合観戦や練習見学、観光なども行う予定。2月6日に八戸を出発し26日に戻る予定。
将来、NHLプレーヤーになることが夢と語り、同世代の世界トップレベルの選手たちとの対戦でさらなる飛躍を目指す。「大会に向けてシュートのスピードやコントロールを向上させる練習に取り組んでいる。大会では得点を決めてチームに貢献できるように頑張りたい」と意気込みを話す。