八戸市内67の小中学校の紹介展示を行う「第5回 教育の広場 はちのへ」が1月19日、八戸ポータルミュージアムはっち(八戸市三日町)で開かれた。
同イベントは、「小中学校の『今』を紹介すること」を目的に始まり今回で5回目。数年前にある学校の展示を行ったところ「1校だけではなく、全校の紹介展示をしてほしい」という要望があったことがきっかけで始まった。
イベントのステージ部門では合唱、バトン演技、英語弁論、自由研究発表、交流事業発表などを披露。展示部門では小中学校の生活紹介や八戸市教育施策の紹介をパネル展示した。図書館で除籍になった本の無料提供「市立図書館ブックリサイクル」なども行われた。
海外交流事業の経験をステージ発表した長者中2年の田端啓太さん「八戸市の青少年海外派遣団の一員として、中国の蘭州に行ってきた。そこで見聞してきたことを、広めるという役割があったが、今日発表したことで、少しそれを果たせたかなと思う」と話す。
会場を訪れていた50代の女性は「初めて見に来たが、教科書見て驚いたた。私たちの頃の教科書と全く違う。写真もカラーだし、生徒たちの発表も堂々として立派だった。とても誇らしい」と話す。