八戸市のマスコットキャラクターである「いかずきんズ」に5月25日、「いかずきんズ二世」が誕生し初披露された。
「いかずきんズ」は2009年5月1日、同市の市制施行80周年記念キャラクターとしてデビュー。体はウミネコで、頭にイカの頭巾をかぶっている。ウミネコは三陸復興国立公園にも指定された同市蕪島(鮫町)が日本有数の繁殖地として知られ、イカは同市が日本一の水揚げ量を誇り、市の魚にも指定されていることから。「いかずきんズ」は2羽1組で、青色とピンク色の頭巾をそれぞれかぶるが、個別の名前はない。
「いかずきんズ二世」は、25日の三陸復興国立公園指定記念式典で出席者に初披露。翌26日の国立公園指定関連イベントや「はちのへホコテン」で市民の前にお目見えした。
「いかずきんズ二世」は、頭巾の色が黄緑色と黄色の2羽。「イカズキンず」と比較すると、足元が軽快になり動きも機敏となり、足を組むこともできる。ほっぺが赤い。いかずきんズの頭巾には「80」の数字が書かれるが2世にはない。黄緑色の個体は下半身にパンツを着用し、黄色の個体は頭にリボン、下半身にミニスカートを着用する。こちらも、「いかずきんズ」と同様に、個別の名前などはない。
「いかずきんズ」と「いかずきんズ二世」は家族で、「いかずきんズ二世」は子どもだが、誰の子どもかは明らかになっていない。関係者によると、「詳しい家族関係などは、これから徐々に明らかにしていきたい。キャラクターの個別の名前は公募などの方法も考えている」と話す。
「いかずきんズ二世」と「いかずきんズ」は、これからも市内外の同市関連の観光イベントなどに登場予定。直近では6月15日に東京・有楽町で開催される「おんでやぁんせ八戸・久慈観光復興キャンペーンin有楽町」に首都圏に初お目見えする。開催時間は11時~18時。