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首都圏の野菜販売者、産地・三戸で研修-生産者の思いや苦労学ぶ

キャベツ生産者から実地研修を受ける吉田めぐみさん(左)

キャベツ生産者から実地研修を受ける吉田めぐみさん(左)

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 青森県三戸町・南部町・田子町の農家へ、農産物流通業のノースビレッジ農園(三戸町)の特約店担当者が5月25日、農産物生産地研修で首都圏から訪れた。

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 同農園は3月から、食の資格を持つ女性を対象に、居住地域で青森県南地域の野菜を販売する事業を「ひだまりマルシェ」というブランド名で展開している。特約店は野菜を販売するとともに、生産者の思いや生産地の風土をともに伝えることから、「アンバサダー」(=大使の意)と呼ぶ。

 研修には、野菜ソムリエの吉田めぐみさんが、夫でニッポン放送アナウンサーの尚記(ひさのり)さん、娘の雅(みやび)ちゃんとともに東京から参加。同夫妻はツイッター上でファンも多く、めぐみさんは1万人、尚記さん7万7000人のフォロワーを持つ。26日には同農園の代表社員・栗谷川柳子さんの案内で、午前中は、収穫間近のブロッコリーやキャベツの説明を受けたほか、ナスの定植の実習を行い、午後はサクランボ農家を訪れ品種や実際の農作業の説明を受け、6軒の農家から野菜や果物を生産する際の思いや苦労などを学んだ。学んだ様子も随時ツイッターでつぶやき、フォロワーから応援や質問を受けた。

 吉田さんは「料理や野菜の食べ方を提案する仕事を続ける中で、実際に野菜が生産される状況や生産者とのつながりがより必要と感じた」と応募のきっかけを話す。研修後は「生産地で採れたて野菜を食べてみて、みずみずしさとは違う野菜本来の味が分かった気がする。これが本当の野菜だと思った。生産者の苦労など生の声を聞けたことも貴重な経験」と感想を話した。

 吉田さんは6月29日から、東京都中央区内の酒販店「勝鬨酒販」の軒先で「ひだまりマルシェ」事業を始める予定。

 研修を主催した栗谷川さんは「販売者と生産者をつなぐことで、野菜の魅力と生産者の思いを伝えることができると思う。今後も年間を通してたくさんの生産者、野菜・果物、作業に触れられるよう研修を行っていきたい」と抱負を話す。

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