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柏崎小学校旧校舎跡地の山車制作展示施設 今年の八戸三社大祭から使用開始

色とりどりの山車が見やすいよう、施設の外観は灰色にした

色とりどりの山車が見やすいよう、施設の外観は灰色にした

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 八戸市立柏崎小学校の旧校舎跡地に完成した八戸三社大祭の山車制作展示施設(八戸市柏崎2)の内覧会が4月7日に行われ、祭り関係者約50人が見学した。

柏崎小学校旧校舎の桜並木を残し「桜ゾーン」として整備する

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 八戸の夏を彩る祭り「八戸三社大祭」で神社行列に伴う「附祭(つけまつり)」として山車を運行する山車組の新しい制作拠点。八戸市が整備した。山車制作展示施設と倉庫兼休憩室、それぞれ6棟を用意し、全27組の山車組のうち、類家、塩町、下組町、柏崎新町、下大工町、十一日町の制作拠点となる。7月31日、八戸三社大祭前夜祭後に山車を搬入し、使用を始める予定。

 山車制作展示施設は、床面積約150平方メートル、高さ約8メートル、幅約10メートル、奥行き約15メートル。倉庫兼休憩室は床面積約55平方メートル、高さ約5.4メートル、幅約10メートル、奥行き5.4メートル。竜や人形などの大きな造形物が搬入しやすいよう、倉庫兼休憩室の搬入口を幅約4.5メートル、高さ約2.5メートルとした。どちらも水道を備える。山車が見やすいよう配慮し、施設の外観は灰色にした。

 市は今後、校庭跡地を活用して山車の展示も可能な公園の整備を進め、2026年中までの完成を目指す。完成後は、柏崎小学校が担ってきた地域コミュニティーの拠点や、市民・観光客の憩いの場として活用してもらう。山車制作展示施設裏の市道ゆりの木通り沿いには旧校舎裏に植わっていたソメイヨシノの並木の一部を残し、「桜ゾーン」として整備する。

 八戸三社大祭の名物として知られる山車の制作は、市民で組織する山車組が担う。山車組関係者らによると、制作小屋の設置場所の確保や管理、組の運営資金の調達、制作メンバーやおはやしを担う子どもの不足などが課題になっているという。

 山車組で組織するはちのへ山車振興会の小笠原修会長は「今までは私有地などを借りて小屋を設置していた。入居する6つの山車組にとっては、とても幸せなこと。施設や山車を活用しながら、地域の皆さんに認めてもらえるよう、祭りを続けていきたい」と話す。

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