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八戸の「かぶーにゃ」が来館者100万人 仙台から訪れた夫婦、妻の誕生日に

100万人目となった大崎さん夫婦と施設の小泉さん

100万人目となった大崎さん夫婦と施設の小泉さん

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 蕪島物産販売施設かぶーにゃ(八戸市鮫町)が7月11日、来館者数100万人を達成した。

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 2020年5月に開館した同施設。八戸の種差海岸から福島県相馬市の松川浦までの約1000キロにわたるロングトレイル「みちのく潮風トレイル」の北側の玄関口「蕪島」の観光拠点として、土産品の販売や飲食の提供を通してにぎわいを創出してきた。2023年春に来館者数50万人を達成。今年5月から水産加工業マルヌシ(白銀町2)が運営を担い、新たに販売を始めたジェラートやおにぎりが人気を集める。

 100万人目になったのは、仙台市から旅行で訪れたという大崎奨矢さん、彩さん夫婦。スタッフに促されるようにして金色のくす玉を割ると、訪れた市民や観光客から拍手が送られた。2人には同施設の限定商品や八戸の土産品が贈られた。

 大崎さん夫婦はこの日、彩さんの誕生日に合わせて八戸を訪れたという。「タイミングよく100万人に選ばれてうれしい」と奨矢さん。彩さんは「蕪島が見たくて八戸に来た。ウミネコがかわいい。一緒に100万人をお祝いできてうれしい」と笑顔を見せた。

 八戸を代表する海水浴場としても知られる蕪島は今月26日、海開きを迎える。同施設の小泉由枝さんは「100万人達成の節目を迎えられてうれしい。海開きに合わせて、いか焼きそばやピザ、おやつやドリンク類も充実させていく。ジェラートの新フレーバーも楽しみにしてもらえれば」と意気込む。

 営業時間は10時~17時。

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