そば店「手打ちそば 寧（ねい）」（八戸市下長5）の2号店（類家3）が8月1日、八戸市福祉公民館近くにオープンした。

店舗外観

　岩手県久慈市のそば店で12年修業した泥濘（ぬかり）富美也さんが店主を務める同店。1号店は2022年7月にオープンした。泥濘さんによると、住宅や飲食店が多い類家地区は、1号店を出店する前から出店候補として考えていたという。席数は44席。

　店内では、泥濘さん手打ちの二八そばを、煮干し、イワシ節、サバ節などで香りを出したつゆで提供する。メインメニューのラインアップは、柔らか食感に仕上げた一口サイズの鶏の天ぷらを12個セットした、1号店の人気メニュー「鶏天ざる蕎麦（そば）」（1,210円）をはじめ、鶏肉を入れたしょう油ベースの温かいつゆにつけて食べる「鶏ざる蕎麦」（990円）、かけそば（660円）、「蕎麦屋のカレーライス」（980円）、「鶏皮おでん飯」（380円）など。麺は、大盛り（220円）、特盛り（330円）を用意する。

　サイドメニューは、「鶏皮おでん」（1本80円）、「海老天皿」（480円）など。アルコールドリンクやソフトドリンクも用意する。

　泥濘さんはそば粉、つなぎ粉、水分の配分を細かく管理したり日によってゆで時間を変えたりして、そばの風味やのどごしを引き出すことを大切にしているという。「安くておいしい料理を食べてもらうために、工夫や技術には強くこだわっている。より多くの人に食べに来てほしい」と話す。

　営業時間は11時～15時30分。水曜定休。