八戸種差海岸にインフォメーションセンター-自然ふれあい体験の拠点に

種差海岸インフォメーションセンター(右)と休憩所

種差海岸インフォメーションセンター(右)と休憩所

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 八戸市の種差海岸天然芝生地前(八戸市大字鮫町)に7月12日、種差海岸インフォメーションセンターと種差海岸休憩所がオープンする。

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 同インフォメーションセンターは木造平屋建てで床面積は約129坪。三陸復興国立公園種差海岸・階上岳地域の豊かな自然とそこに暮らす人々の生活を展示するとともに、自然ふれあい体験の拠点施設として環境省が整備を進めてきた。

 センター内には三陸復興国立公園や「みちのく潮風トレイル」、八戸市と階上町の観光パネルが展示される他に、沖合、磯、沿岸、砂浜、草原、里、山の7つのテーマごとの写真・動画・模型などを展示する。当日の周辺の見どころや体験可能なプログラムや気象情報なども随時更新する。

 海沿いに面したガラス面にはソファを配置し、リラックスした雰囲気で太平洋を一望できる。

 隣接する同休憩所は木造平屋建てで建坪は約40坪。同海岸の利用の促進と利用者の快適性向上のために八戸市が整備をすすめてきた。所内には休憩スペースや売店などが設置され軽食メニューなども提供する。

 環境省八戸自然保護官事務所の高橋瑛子自然保護官は「施設を活用して、フィールドへ出掛けたり、人と人との交流を楽しんだりしてほしい」と利用を呼び掛ける。

 開所する12日には10時から記念式典が行われ、11時30分からグランドオープニングイベントとして八戸せんべい汁の振る舞いなどを行う。

 開館時間は通常期(4月~11月)=9時~17時。冬期(12月~3月)=9時~16時。休館日は12月29日~1月3日。入場無料。

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