全国各地のご当地グルメを届ける日本郵便の「ふるさと小包」で9月中旬から、青森県内の郵便局で「青森シャモロックの卵で作った ぷりん」の取り扱いが始まった。
八戸西郵便局(八戸市長苗代)と桔梗野郵便局(市川町桔梗野)が共同で、これまで以上に地元の特産品を知ってもらおうと、一商品に特化したPRを企画し、実施した。
商品は、青森県畜産試験場が20年の歳月をかけて交配した地鶏「青森シャモロックは」の卵を使ったプリン。すべて平飼い(放し飼い)で一般のブロイラーの2倍の期間をかけて育てた青森シャモロックは、うま味成分のグルタミン酸とイノシン酸の含有量が他の地鶏と比較して多いのが特徴。
プリンの製造は青森シャモロックの生産、加工、販売を行う「グローバルフィールド」(石堂2)が行う。同社工場で青森シャモロックの有精卵と地場産の牛乳を使って作り、その日に発送する。
特設コーナーを設置している八戸西郵便局の窓口営業部の澤久美子部長は「秋のスイーツとして、ご自宅用の他にも遠くに住んでいる家族やお友達、お世話になった方へのプレゼントなどに活用してふるさとの味を届けて欲しい」と話す。
たまごプリン、黒ごまぷりん各4個のセットで3,300円(送料込み)。問い合わせは八戸西郵便局(TEL 0178-27-3813)。