世界のクラシックカー約50台を展示するツカハラミュージアム(八戸市北インター工業団地4、TEL 0178-21-1656)が4月28日、今季の営業を始める。
同館はトヨタカローラ八戸などを運営するツカハラ企業グループが運営。地域への文化的貢献と、ものづくりの大切さや技術を子どもたちに伝え夢を育む場を目指す。2005年にオープンし、今季で15年目となる。
同館では技術の進化とともに役目を終えた古い車に当時の輝きを復活させるため、外装をはじめエンジンにいたるまでネジ一本、パーツ一つ一つにこだわり、手作りで修復している。
館内には世界に数台しか残っていない1911年製ルノー「35CV」(フランス)や1922年製ロ-ルスロイス「シルバーゴースト」(イギリス)、幻の名車とされるトヨタ「2000GT」(日本)などの約50台を展示する。記念品や土産用としてミニチュアカーやTシャツなどのオリジナルグッズも用意する。
トヨタカローラ八戸テクニカルセンターの境沢久人さんは「今季は昨年と比べて配置や照明をアレンジし見せ方を工夫した。車好きな方はもちろん、子どもから年配の方まで楽しめる空間になっている。一度来たことのある方も初めての方もぜひ足を運んでほしい」と来館を呼び掛ける。
開館は土曜・日曜・祝日(ゴールデンウイーク中の営業は4月28日・29日、5月3日~6日)のみ。開館時間は10時~17時(10月は16時まで)。入館料は大人=500円、中学生以下無料。10月28日まで。