青森県田子町の新ご当地グルメ「田子ガーリックステーキごはん(略称・ガリステごはん)」が発売から6万食を達成し、4月25日、田子町ガーリックセンター(田子町田子)で記念セレモニーが開かれた。
「ガリステご飯」はご当地グルメプロデューサーのヒロ中田さんがプロデュースし2016年3月29日から販売。約3年となる1123日目で6万食の販売を達成した。
田子町は青森県南部地方に位置し、全国的にも有名なニンニクの生産をはじめ、農業や畜産が盛ん。「ガリステご飯」は町の3大食材「ニンニク、牛肉・豚肉・鶏肉、米」を取り入れた「9種類のニンニク創作料理」「ガーリックステーキ寿司(肉巻き寿司)」「味噌汁」などを定額(1,600円)で提供。2016年の販売から年次改良も繰り返し、リピーターにも飽きさせないよう工夫する。
セレモニーでは山本晴美町長や田子ニンニク料理推進協議会の佐藤剛大会長から、6万人目となった五戸町の小原良洋さん・るみ子さん夫妻に、感謝状のほか町が育成したニンニクの新品種「美六姫(みろくひめ)」、加工品詰め合わせなどが贈られた。
小原さんは「6万人目は突然のことでびっくりした。農業を営んでいて、雨で作業ができないので以前雑誌で見たガリステご飯を食べに来た。これから食べるのがとても楽しみ」と驚く。
佐藤会長は「ガーリックごはんは3年で6万食ということで年間2万食。皆さまに愛されて今日この日を迎えた。田子の魅力の詰まった御膳。これからも県内外から多くの人に味わってもらえれば」と期待を寄せる。
「ガリステご飯」は町内の「田子町ガーリックセンター」「御食事処なくい」(同)、「勇鮨(ゆうずし)」(同)の3店で提供する。