八戸市の南部バスで12月2日、クリスマスデザインのラッピングバス4台の運行が始まった。 クリスマスデザインのラッピングバスの運行は今年で5年目。「岬台団地線」「るるっぷ八戸線」で各2台ずつを運行する。
南部バスのクリスマスバスのデザインには八戸地域デザイン協会が協力している
ラッピングバスのデザインや室内装飾には、八戸地域デザイン協会(戸田章会長)が協力している。同バスの担当者は「これだけのデザインや装飾は全国的にも珍しいのでは」と胸を張る。
1日は、はちナビ娘「はちこ」のメンバーもバス車内の装飾活動を行った。「はちこ」は公共交通のアテンダントが主な業務で、JR八戸駅で交通機関の案内や路線バスに同乗し乗客をサポートするほか、最近では公共交通機関のイベントで歌や踊りも披露する。装飾活動を行った「はちこ」の冨田彩夏(あやか)さんは「車内の飾り付けは楽しかった。クリスマス仕様のバスでアテンド業務をするのが楽しみ。夜は車内のクリスマスツリーが光るのでムードも満点」と笑顔で話す。
南部バス営業部営業課の福山清彦さんは「八戸地域デザイン協会さんの協力もあり、今年もクリスマスバスを運行することができた。将来の公共交通機関を担う子どもたちに喜んでもらえれば。年末は中心街も郊外も駐車場が混み合うので、ぜひ路線バスのご利用を」と乗車を呼び掛ける。
ラッピングバスの運行は今月25日まで。22日~24日には、運転手がサンタやトナカイに仮装して運転する。