障がいを持った子どもたちがスポーツを体験する「障がい者スポーツ体験学習会」が7月5日・18日、八戸第二養護学校で開かれた。
体験学習会は子どもたちが障がい者のスポーツを取り入れて、継続的にスポーツに触れる機会をつくるために開催し今回が初開催。地域のスポーツ指導員との交流を通して関わりを楽しんだりスポーツに興味を持ったりすることも狙う。
体験学習会には養護学校中学部2学年の生徒69人が参加し、総合型地域スポーツクラブ「HACHINOHE CLUB」の指導の下、パラリンピック競技にもなっている「ボッチャ」という障がい者スポーツを楽しんだ。生徒たちは夢中になり汗を流しながら、楽しそうに活動していた。
同校の村井知史教頭は「子どもたちには、障害者スポーツを通じて、地域の方と触れ合いながら、自ら体を動かして、運動に取り組みスポーツ活動に励むよう、頑張ってほしい。これからも地域のスポーツ発展に子どもたちが貢献できれば」、中学部2年担任の田中博子教諭は「子どもたちが初めて障がい者スポーツに触れて、とても楽しんで活動しているのが印象的だった」と、それぞれ話す。
体験した同校中学部の大道光星(2年)さんは「ボールを投げるのが楽しかった」、吉島崇馬(2年)さんは「ボールを投げるのが楽しかった」、田名部亮(2年)さんは「楽しかったです。頑張りました」とそれぞれ楽しそうに感想を話していた。