地域の若者が中心となってプロデュースした地域活性イベント「みしまうえ盆踊り大会デスコナイト2019」が8月4日、三島上公園(八戸市白銀3)で開かれた。
同イベントは2017年、三島上町内会長、白銀振興会青年部長を務める「ささきたかお」さんが「世話になった地域に恩返ししたい」「老いも若きも皆で楽しみたい」との思いから始まった。
会場では「八幡馬」「湊祭り音頭」など地域の盆踊り曲と、往年のディスコミュージックやJ-POPが交互に流れるのが特徴。
当日は、日が傾いた18時ごろから来場者が増え始め、暗くなるにつれ踊りの輪が広がっていった。NHKの2020年応援ソング「パプリカ」が流れると大人たちは手拍子で子どもたちの踊りを見守った。後半には十和田市発の馬頭型オブジェ「ウマジン」の白銀版「イカジン」のかぶり物が配られ、かぶって踊りの輪に加わったり、セルフィー型フレーム「いんだすけグラハム」で自撮りを楽しんだりする人の姿も見られた。
飲食・販売ブースも設けられ、ささき会長が38歳の若さで町内会長に就任する際に前会長に言われたせりふ「責任は俺が取る!」をプリントしたTシャツも販売し、好評を博していた。
親子で参加していた浴衣姿の地元女性は「盆踊りが好きでいろいろなところで参加している。ここは昨年、雨で参加できなかったことやポスターを見て楽しそうと思って参加した。アフロの会長さんの心意気にも引きつけられた。自分の地区もこのようになってほしいと思うし、いろいろな音楽で皆と踊ると楽しい」と笑顔を見せていた。